そろそろ倉庫の老朽化等が目立ってきており、改修工事を検討している方もいるのではないでしょうか。また近年は人手不足などから、業務効率や生産性の向上、労働環境の改善など、さまざまな課題があります。そのため、それらに対応するためにも改修工事が大きな意味を持ちます。
そこで今回は、倉庫の改修工事の概要から費用相場とスケジュール、押さえておくべきポイント、最適な業者の選び方まで解説します。
1.倉庫の改修工事とは?

まずは倉庫の改修工事の概要をご紹介します。
●倉庫の改修工事とは
倉庫の改修工事とは、倉庫の外観や内装、設備等が老朽化したり、機能が低下したりした場合に、改善したり、機能をアップデートしたりする工事全般を指します。
例えば老朽化による雨漏りの発生や、屋根や外壁のひび割れなどの損傷、床面の損傷、配管の腐食などの問題を対策するために行います。
また、近年は人手不足や物流量の増加などから、倉庫は業務効率向上が強く求められています。それらを背景として、より作業効率を高めるための動線の見直しや労働環境の改善、新たな設備や機械の導入などを目指した改修工事も多く行われています。
●修繕工事との違い
改修工事と似た言葉に修繕工事があります。修繕工事は改修工事とは次の点で異なります。
改修工事:機能や性能の改善・向上
修繕工事:劣化や損傷の回復(元に戻す)
改修工事は、従来の機能や設備を「刷新する」意味がありますが、修繕は不具合のある箇所を直して「元に戻す」という意味があります。改修工事は、単に「直す」という意味合いにとどまらずより良い倉庫に「アップデートする」意味合いが強い工事といえます。
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●倉庫の改修工事の主なタイミング
倉庫の改修工事を行う主なタイミングは次の通りです。
・建物の老朽化
・設備の入れ替え
・用途変更
・事業拡大
・自動化による刷新
老朽化や設備の入れ替えによる更新時、倉庫の用途が変わったとき、事業拡大による倉庫スペース拡大時、ロボット導入等の自動化による倉庫の刷新時などがあります。
2.倉庫の改修工事の費用相場とスケジュール

続いては、倉庫の改修工事の費用相場とスケジュールを解説します。
●費用の内訳と費用相場
全面改修:15万円~30万円/坪
倉庫の改修工事は、主に部分的な改修と全面的な改修に分かれます。
全面改修の費用相場は概ねこのようになりますが、実際は状況によって変わりますので、あくまで参考値です。
部分改修は施工範囲・条件によって坪単価が割高になりやすく、単純に相場を出すことがむずかしくなります。該当する個別の改修についての一般的な費用相場を押さえた上で予算を組みましょう。
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●改修工事のスケジュール
倉庫の改修工事の期間の目安をご紹介します。
部分改修:1~2ヶ月
全面改修:数ヶ月から半年
全面改修のスケジュールは、例えば次のように進めます。
1-2週間程度:現状分析・調査診断・業者選定
2-4週間程度:設計・見積もり
2-4週間程度:施工準備
1ヶ月~半年程度:施工
3.倉庫の改修工事で押さえておくべきポイント

倉庫の改修工事で押さえておくべきポイントをご紹介します。
●建築基準法等の法令遵守
建築基準法等の関係法令を遵守する必要があります。こうした法令遵守は、新築工事と比べて、改修工事では手薄になることがあります。
例えば建築基準法に則って建築確認申請を提出する必要がありますが、改修工事において申請が必要ないと思い込んでいるケースが多くあります。条件をしっかり確認して、建築確認申請が必要かどうかを十分に確認しましょう。
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●綿密な計画とスケジュール管理
複数箇所の改修を行う場合は、それぞれの工事のスケジュールや内容、かかる期間等がバラバラになりがちです。それらを統合し、スケジュールを最適化しておくことが重要です。
●倉庫非稼働時間の活用
倉庫の改修期間においても、倉庫の運用を続ける場合は、倉庫が稼働していない深夜帯や休日を利用するなどして、運用を止めない工夫を検討しましょう。
また閑散期を利用して、一気に改修工事を進めてしまう方法もあります。
●施工中の安全管理
改修工事中は、安全性の確保のために、安全管理を行うことが重要です。例えば改修工事を実施する場所には、仮の間仕切りを設けたり、簡易的三角コーンとバーを用いて立ち入り禁止にしたりするなどして、工事区画を整備する方法が有効です。
また、足場を設置する際には、環境をよく理解した上で行うことが欠かせません。作業スペースや通路を一時的に塞いでしまう恐れがあるため、通路を確保しつつ、倉庫内の稼働と工事の双方が円滑に進むように工夫する必要があります。
●信頼のおける設計・施工会社の選定
信頼のおける設計会社や施工会社を選ぶことも重要です。選定を誤ってしまうと、改修工事全体が残念な結果に終わってしまうことがあります。
技術や実績なども重要ですが、ポイントになることは他にもあります。選定基準については次の段落でご紹介します。
4.倉庫の改修工事の最適な業者の選び方

倉庫の改修工事を委託する事業者の選び方の基準をご紹介します。
●技術力と提案力
これから実施しようとしている改修工事へ、技術的に対応できるかどうかは最低限の基準です。実績などを確認して、まずはリストアップしましょう。
そして、対応できる業者の中でも特に提案力を備えているところがおすすめです。提案力とは、自社が希望している工事内容に対して「もっとこうすればコストが削減できる」「もっと効率的に行える」などを積極的に提案してくれることを指します。こうした提案力は実績と技術に比例します。
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●信頼性のチェック
何よりも重要なのは信頼性です。信頼性を測るにはさまざまな方法がありますが、事前に現地調査を入念に行ってくれる業者は、やはり信頼が置けるといえるでしょう。また提案をしてくれるときに、安全対策や搬入経路、自社の倉庫の稼働体制などに配慮してくれるかどうかも、重要な基準といえます。
●見積もりと工期の適正度
ある程度、絞り込まれてきたら、見積もりを出してもらうことになるでしょう。また工期はどのくらいなのかも業者によって異なります。各社の見積もりと工期が上がってきたら、それぞれ比較することで適正かどうかが見えてくるでしょう。
見積もりで重要なのは、項目が詳細であるかどうかです。ざっくりとしすぎているとその費用の内訳がわからず、無駄な費用が含まれる恐れもあります。透明性の高い見積もりを出してくれるところが安心です。
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●対応力・コミュニケーション性
これから改修工事を行うにあたって、提案を受けたり、進捗を報告してくれたりと密にコミュニケーションをとりながら進めていくことになります。
いくら技術力が高くても意思の疎通がむずかしい、すれ違いが多いなど、気になる場合には避けたほうが無難でしょう。
また、アフターフォロー等の対応力が高い業者もおすすめです。
5.まとめ
倉庫の改修工事の概要やポイントをご紹介しました。スケジュールをしっかりと計画し、建築基準法等の法令を確実に遵守しながら、倉庫の稼働に影響がないように進めていきたいものです。そして、信頼のおける業者選びは丁寧に行いたいところです。
古郡建設では、埼玉県と群馬県での工場・倉庫の建設や改修工事などを承っております。
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近隣環境に配慮したご提案やアフターメンテナンスまでご対応可能です。
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高品質で付加価値の高い倉庫の改修工事をご希望される場合には、ぜひご相談・お問い合わせください。