COLUMN
コラム

2023.12.27

SDGs CARAVAN報告

2021年4月からスタートしたSDGs CARAVAN。
毎月4~6現場を訪問し、現場の取り組みについてヒアリングしてSDGsの意識を高めるために活動を行ってきましたが、今年度もさらに意識を高めるために毎月現場を訪問し、社内外へSDGsについて理解・浸透のために実施しています。

今回2023年12月のSDGs CARAVANは33回目です。
  
12月25日、27日で建築部2現場、土木部1現場、リニューアル部1現場、の計4現場を訪問し、現場でのSDGs取り組み状況をチェックしてきました。

現場での取り組み事例は以下の通りです。
  
外壁の改修工事では、浮いたタイルを除去せずに、タイル一枚一枚をアンカーにて固定できる『MUS工法』を採用することで、廃棄物を出さずに施工。またその際の削孔で使用する水は水循環式無振動ドリルシステムを使用することで環境に配慮。

  
病院の増築工事は、無鉛ボードを採用。
古くから放射線防護工事で用いられてきた鉛付き石こうボードには、薄く圧延された鉛が使われ、溶融・圧延加工の段階で多くの化石燃料を消費し、二酸化炭素を排出しているため、バリウムを使用している無鉛ボードを使用することで、二酸化炭素排出量を大幅に削減。   

  
コピー用紙はPEFC認証の物を使用。現場から出る廃棄物は細分化して集積し再資源化として処分。

最後は、各現場の取り組みで特化している目標についてボードで明示。
  
今後もSDGs CARAVANを通じて、スタッフが「自分ごと化」することにより、今できていることに気づき、それを継続的に行ない、発展させていき、建設業という仕事を通じて世界の課題を解決できるよう、取り組んで参ります。

SDGs CARAVAN とは?
スタッフがSDGsを「自分ごと化」し自主的に発展させていくことで、世界の抱える問題を少しでも改善できることを目的としたのがSDGsキャラバンです。ブランディングチームとデザインマネジメント部が各現場へ赴き、現場内で取り組んでいるSDGsをチェックした後、17ゴールのうち特化している取り組みをボードに貼り出し、見える化するものです。