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オフィス設計のスケジュールやポイントをご紹介

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これからオフィスを建設する際には、綿密な計画に基づいた設計が必要になってきます。オフィス設計は、どのようなポイントを押さえて進めれば良いのでしょうか。
今回は、オフィス設計の特徴やスケジュール、設計のポイントをご紹介します。

目次

1.オフィス設計の特徴と重要性

オフィス設計は、他の建物と比べてどんな特徴があるのでしょうか。また重要性も確認しておきましょう。

オフィスは、従業員のモチベーションや生産性向上を実現させるといった明確な目的に基づいて運営されるものであるため、設計もその目的を達成するために行うことが求められます。そのため、オフィス設計は、それぞれの企業や組織の目指す方向性やビジョン、目的に深く関わってきます。

オフィス設計の工程には、コンセプトを定めることが必要になりますが、そのコンセプトには企業理念や戦略をベースとした内容が盛り込まれることが求められます。

特にオフィスは従業員が業務を行う場所です。オフィス設計では、オフィス空間をテーマや用途ごとに分けるゾーニングや、ゾーンごとの内装の寸法などを定めるレイアウトを行いますが、それらの細かな設計によって業務効率が左右され、生産性が変わることから、非常に重要といえます。

これらのことから、オフィス設計は、オフィス建設の中でも特に重要な工程といえます。

2.オフィス設計のスケジュール

オフィス設計のスケジュールや流れを紹介します。

●目的と課題の明確化

オフィスの目的を明確にします。そのためにはまず従業員の声や現場観察から現状課題を数多く洗い出しましょう。その上で、それらの課題から重要なものの解決策を考案し、今回のオフィス建設の設計の目的とします。

●コンセプトの設定

目的に基づいて、オフィスのコンセプトを設定します。コンセプトの例として、「社内コミュニケーションが活性化するオフィス」や「DXが促進されるオフィス」などが挙げられます。

●業者選定・設計依頼

オフィス設計や建設を依頼する業者を選定しましょう。まずは複数、Webサイトや口コミ、知人の紹介などの情報から候補を出し、最も自社のオフィス設計や建設の目的を達成できる業者を選ぶのをおすすめします。

●ゾーニング

業者と共に進めていく具体的なオフィス設計では、ゾーニングを行います。オフィスのゾーニングの典型的な例として、エントランスや執務室、会議室、応接室、セキュリティルーム、休憩室などが挙げられます。用途や目的に応じて区切っていきます。

●動線設計

動線設計では、各ゾーンで行われる活動を想定して、そこで人がどのように動くかを明確に想定しながら、設計していきます。

●レイアウト

動線設計に基づいて、最も効率的なレイアウトを行っていきます。壁や天井、建具、ドア、窓などを配置していきます。このときには建築基準法や消防法に準拠する形で行うことが求められます。

●設計図の確認・修正

図面に落としていく作業です。業者とともに確認しながら進めていきます。ゾーニング、動線設計、レイアウトがきちんと反映されているか、目的は達成できるかなどをしっかりと確認することをおすすめします。必要に応じて修正を重ねて完成させます。

3.オフィス設計のポイント

オフィス設計を行う際には、次のポイントで実施しましょう。

●作業効率を考える

オフィスは業務のための場所であり、PCでの作業や手作業など作業が多く行われます。それらのあらゆる作業の効率性を高めることが重要です。

●コミュニケーションの生まれやすさを考慮する

オフィスは作業場であると同時に、従業員が集まり、グループワークや会議を行う場所でもあります。コミュニケーションを効果的に生み出し、円滑に進むための設計がポイントになるでしょう。

●働き方の多様化への対応

近年、働き方が多様化し、テレワークとオフィスワークを両立するハイブリッドワークが浸透する中、オフィスに求められる機能も変化しています。Web会議ができるスペースや久しぶりに集まったメンバー同士が雑談できるスペースなど、新たな働き方を加味した設計アイデアを盛り込むことが求められます。

●建築基準法や消防法への準拠

先述の通り、オフィス設計には、建築基準法や消防法への準拠も求められます。これらの法律には地震や火災による被害を最小限に抑えるために必要な基準が定められています。避難通路の確保や十分な通路幅の確保、消火設備や警報設備などの設備を妨げないよう、配慮された設計が求められます。

建設後の完了検査に備えるためにも、不明点や不安な点は業者に相談するなどして、確実に準拠しましょう。

4.まとめ

オフィス建設のスケジュールやポイントをご紹介しました。オフィスは企業のビジョンを踏まえ、戦略的に実施することがポイントです。最適で信頼の置ける業者を選定し、有意義なオフィス設計を行ってください。

古郡建設ではオフィス設計を含むオフィス建設を行っております。

設計から施工までワンストップで対応し、理想の空間デザイン・働きやすい環境づくりを実現します。

店舗・オフィスの計画段階から詳細な打合せを重ね、働く方のモチベーション向上や職場環境改善など、貴社のニーズに合わせた最適なご提案をし、設計・施工・保守まで一貫して行います。

事務所などのオフィスにかかわらず、自動車販売店・飲食店・薬局・野菜直売所など、あらゆる業態の工事に対応可能です。お気軽にご相談ください。

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よくある質問

倉庫・工場・店舗設計、何からはじめたらいいのでしょうか?

まずはお客様の構想を明確化します。規模や予算・用途を明確化させる事で、土地探しやリニューアルの規模感がある程度定まります。
特に埼玉・群馬での建設の場合、主要交通網とのアクセスによって倉庫・工場の利便性、店舗の集客力に大きな差が出ます。
また、用途地域による制限や、地盤による向き不向きもあるため、詳細はお問合せください。

埼玉県における倉庫・工場建設の特徴や用地探しのコツはありますか?

埼玉県は首都東京と隣接しており、各幹線道路や貨物運搬に長じた鉄道網が整備されており、大手企業も含めた大型倉庫がこうした交通網を中心に集中しています。一方、既にこうした利便性の高い地域に大きな土地を確保するのが難しく、県内広域にわたり首都圏の物流を支える倉庫や、京浜工業地帯に関連する工場等の建設が進んでおります。
広大な土地の確保は難しいものの、最近では小型倉庫を複数確保し拠点間の在庫・生産状況の連携を密にした運用を行う企業様が多く見られます。
私たち古郡建設は、埼玉・群馬で1世紀にもわたって地域発展のご支援をして参りました。埼玉で倉庫・工場建設用地にお悩みの場合はぜひ一度ご相談ください。

群馬県における倉庫・工場建設の特徴や用地探しのコツはありますか?

埼玉より遠いものの首都圏や京浜工場地帯に近く、また県内を北関東自動車道・関越自動車道・上信自動車道が通り甲信越地方へのアクセスが良いのが群馬県の特徴であり、そのため群馬県には業種問わず様々な工場が見られます。特に鉄道や航空機、自動車など輸送用機械器具のように広大な土地を要する大型製品の工場、江戸末期以降の歴史的背景を持つ製糸・亜鉛地金の加工工場、ナショナルブランドがこぞって群馬に工場を構える食品工場が有名です。特に県内の太田・館林・藤岡・富岡に工場が集中しております。
一方倉庫などの物流拠点は太田・館林にも多く見られますが、前橋・高崎・安中といった鉄道沿線にも多く見られ、埼玉よりも広域をカバーする物流拠点として活用されている傾向が見られます。
私たち古郡建設は、埼玉・群馬で1世紀にもわたって地域発展のご支援をして参りました。群馬で倉庫・工場建設用地にお悩みの場合はぜひ一度ご相談ください。

埼玉や群馬の店舗建設の特徴やコツはありますか?

埼玉・群馬は特に鉄道などの交通網整備により人口の集中が進み、かつ大宮や高崎といったオフィス展開が進む地域もあり、ターミナル駅周辺では都心と変わらないような駅ビルや駅前店舗も見られ、通勤・通学利用者をターゲットとした店舗展開が進んでいます。
一方、幹線道路と自家用車が主な交通手段として機能する地域もあり、こうした地域では幹線道路沿いに広大な駐車場を併設した郊外型店舗の展開が主流です。客層もファミリー層が主体となります。
二極化傾向が進む中、商品やメインターゲットに応じた立地と店舗設計が埼玉・群馬の店舗建設の鍵となります。
私たち古郡建設は、埼玉・群馬で1世紀にもわたって地域発展のご支援をして参りました。埼玉・群馬で店舗建設にお悩みの場合はぜひ一度ご相談ください。

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わたしたち古郡建設は、大正3年の創業以来1世紀以上にわたり、地域発展のお手伝いを続けてまいりました。そして多くの皆さまに支えられながら、これまで高い評価をいただくことができました。

ただし今、世界は、社会の構造を変えるような技術の進歩、先の見えない国際情勢など、歴史的な激動の時代を迎えています。

このような時代の中で、生き残り、そして発展を遂げていくには、これまでとはまったく違うやり方や考え方が必要です。建設会社の仕事は、街をより住みやすく変えていくことです。

街を変えるのが仕事なら、建設会社自体も、時代の変化に合わせて変わっていかなければならないと、強く感じております。閉塞感、若者離れ、固い…従来の建設業界のイメージを突きぬけることが、更なる発展に必要不可欠なのです。

代表取締役社長 古郡栄一

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