6月27日(木)、埼玉県立大宮工業高等学校にて産学連携の取り組みとして、3年生を対象としたデザイン授業を実施しました。今回の授業は、当社デザインマネジメント部のインハウスデザイナーが講師を務め、今年2月に行った「デザインの基礎編」に続く応用編として、「ロゴデザイン」をテーマにした実践的な内容でした。
授業では、生徒一人ひとりが“自分で会社を立ち上げる”という想定のもと、企業理念やサービス内容に合わせたロゴマークの制作に取り組みました。デザインの視点だけでなく、「伝えたいことをどう表現するか」という思考にもチャレンジしてもらいました。
授業後にはこんな感想がありました。
「最初はロゴなんてただの視覚情報に過ぎないと思っていたけど、実際に自分で会社を作って、その会社に合ったデザインや企業理念をロゴに込めていく過程を通して、日常で見かけるロゴの“すごさ”や“こだわり”を実感でき、とても有意義な経験になりました」
「身の回りにあるロゴマークにも、さまざまな工夫が込められていることに気づきました。実際に自分でロゴを作る作業はとても難しかったです。また、発表では人前で話すことの難しさや緊張も感じましたが、このような機会はなかなかないので貴重な経験になりました。」
この授業を通して生徒の皆さんが、デザインが持つ”伝える力”を体感し、デザインの考え方から今後の進路選択や学びに繋がるヒントを得てもらえていたら嬉しいです。