COLUMN
コラム

2017.09.26

埼玉県の建設業界初、ものづくり体感事業の見学会

◆ 工事名称:岩槻警察署庁舎新築工事
◆ 住所:埼玉県さいたま市岩槻区岩槻5106
◆ 発注者:埼玉県知事 上田清司
◆ 構造規模:庁舎棟 鉄筋コンクリート4階建て、車庫・倉庫棟 鉄骨造2階建て
◆ 工期:平成28年11月1日~平成30年7月6日
◆ 現場代理人:織茂 剛、監理技術者 小峯竹夫
◆ 主催:埼玉県 産業労働部 産業人材育成課
◆ 見学者:埼玉県立熊谷工業高校 建築科 2年生36名、ものつくり大学建設学科2名

9月8日(金)に、高校生が岩槻警察署庁舎新築工事の見学を行いました。
この見学会は、埼玉県が高校生を対象に、企業の仕事を知る機会を設けることを目的として、「高校生ものづくり最前線体感事業」の一環として実施されました。
この体感事業は埼玉県の建設業界では初めて行われたものです。

日程は、午前中に岩槻警察署庁舎新築工事の見学、昼食を職員と歓談しながら取り、午後はものつくり大学での体験実習というものでした。
現場にバスが到着すると、休憩所にて現場の概要説明がありました。
警察署も身近なものですが、なかなか行く機会も少ないですし、建設途中に入れることもまずありません。
その後、建設中の1Fの公共スペース(ロビーなど)を見学し、職員が学生たちに現場の中で施工方法や材料等について説明したり、進路について質問したりしました。
そして代表として数人がレーザー墨出し器を使って墨出し体験。
指導は現場代理人(現場の総責任者)であり、ものつくり大学卒の 織茂 剛【おりも つよし】と、熊谷工業高校建築科卒の 森 飛翔【もり かける】が担当しました。
学生たちは初めて見る機械、初めてする作業に少しこわごわのようでしたが、すぐに馴れて先輩のやり方をまねて体験をしていました。
昼食時には現場のスタッフたちと歓談しながら食事をしました。

森からのメッセージ
『建築のすごさは、何もない更地の状態から、大きな建物を自分達で造ること。
この達成感はやった人にしかわかりません!!
この感動を味わいたい方は、是非一緒にやりましょう!』