COLUMN
コラム

2013.05.04

2013年度 古郡社長メッセージ「新年度を迎えて」

新しい古郡建設を目指した社内改革も二度目の桜の季節を迎え、 4名の新卒社員も仲間に加わり新年度がスタートしました。

昨年末の政権交代により世の中全体に明るい兆しが見え始め、景気回復にも大きな期待がかかります。とは言え建設業界自体は引き続き沈んだ状況にあることは否めず、暗く閉塞感が漂っています。
俯瞰してみると弊社も元気さが無いように見えて仕方ありません。私の持論ではありますが、雰囲気が変われば会社は絶対に良くなる。そして一体感が生まれ強くなる。みんなが行動として移していけば「まずはやってみよう!やればできる!」のプラス思考が連鎖でつながり、業界の閉塞感をも破っていく力になる。それには、社風を変えなければならない、一人ひとりの社員が元気な主役でなければならない。そのためには「何」をしなければならないのか?社内での元気な挨拶、社外におけるきちんとした挨拶の徹底もその一つ。そこが近々の課題だと考えています。

昨年度を振り返ると、大変反省点の多い一年となりました。毎年、数字にはこだわってきたつもりですが何かが足りない。例えば経営理念の柱でもある「お客様の要望にこたえ、お客様に感動を与える」。もちろん“感動を与える”は非常にハードルの高いことです。そこに到達するために、社員一人ひとりが何をやるべきなのか?みんなが本気で仕事ができているのか、満足出来ているのか?仕事をしていて本当に幸せなのか?そこの充実感がまだまだ足りない。お客様が本当の笑顔で喜んでいただけるということは「こんなに嬉しいことなんだ」を感じる、そういったところにもスポットをあてつつ、社会人としての基本的な教育も含め、新たに会社を作り直すくらいの気持ちで今期は取り組む考えです。

また、若い力は会社の活性化に不可欠です。新しく入社した4名を含め若手社員は先輩社員たちを驚かせる元気を示してもらいたい。小さくまとまる必要はありません。仮に失敗に関しても人間の成長はそこから始まります。
変に殻に閉じ籠らず、前向きに思い切り挑戦していくことを期待しています。

来期は創業100年を迎えます。
先に述べた基本的な部分はそれまでに出来ていなければならない。スピード感をもって経営の原点に立ち戻る。そして経営理念、浸透し始めたクレドの具現化に向け、私も含め社員一人ひとりが何をすべきかを考え行動に移し、記念すべき年度を迎えたいと思います。