COLUMN
コラム

2014.04.01

真下 祐輔

2014年4月入社 建築工事担当
埼玉県浦和市出身/中央工学校 建築工学科卒業

どのような学生時代でしたか?
高校時代は文系でした。
でも、自宅を建て替えた中学2年の時に建築系の仕事に興味を持ち、進路を決める頃にはうずうずしてきて「建築工学」に進みました。
そこに住む人の生活を考えながら、より住みやすくなるよう空間の機能を高めてあげたい、そんなことを考えるのが好きだったみたいですね。

中央工学校時代は…建築の事は何も知らない状態で入学。1年2年の頃は自分がイメージするものをスケッチしながら手書きで図面に起こす、そんな練習をずっとやっていました。同時にCADとかも勉強していました。

3年生の時に専攻が「設計」と「施工」と「設備」に分かれるのですが、その時の先生から「将来的に設計に進むのなら、まずは施工に進んで勉強をした方がいい」「いろいろな面で役立ち活かせる」とアドバイスを受け、それで施工に進みました。実はその「施工」を専攻した3年生の時がなかなか大変!他の専攻とは比べ物にならないくらい課題が多い!学校での課題と、自宅での課題(宿題)がWである感じで。
宿題も図面とかで簡単に終わるものではなく、教えられたものをすぐにCADとかに起こす…そんな作業。マジにキツかったです(笑)。

授業は9時~16時、自宅は熊谷なので1時間半ほどかけて東京の王子までJR高崎線を使っての通学。
授業が終わって帰宅してからの19時から23時30分までは、ドラッグストアでバイト。そして家に帰った0時から3時頃まで課題をやって寝る。6時には起きて学校へ。バイトはしていましたが一日中課題をやってた感じでした。

課題の中でも『構造図』の図面!これは1年間を通して「家を建てる」をテーマにした、『設計施工』の授業の中での課題でした。本当に何も知らないところからちょっとだけ教えられて、そこから図面に起こす作業。これが本当にキツかった。
設計図があって「ここにこの大きさの梁を入れろ」「ここのスラブの厚さはどうするか」。最初に1時間ほど流れを教えてもらって後は実践…“さあ書け!”みたいな感じ(笑)。
学校でやってダメ出しくらって、終わらなければ家に持ち帰ってやり直しをして、また学校でダメ出し。もちろん聞けば先生もきちんと教えてくれる。でもイメージしづらい。だけど課題だからやらなければならない。で、提出したらまた間違いだらけでやり直し。
そんなキツイ課題でも、最初に家のデザインを考えるのは楽しい!本当にそのための設計は楽しい!そこがモチベーションになっていました。
実はその授業が今になって活かされているとよく思います。入社して、現場に就いて「あっ!本当にこんな事(図面おこし)やるんだ!」その時の感覚はとても嬉しかったです。

学生時代のもう一つの大きな思い出は、2年と3年の時の2回行った「富士教育訓練センター」での研修。
ここは「職業訓練法人 全国建設産業教育訓練協会」が運営する認定職業訓練による職業能力開発校で、場所は静岡県富士宮市、富士山のふもと五合目あたりにあります。
この研修所は建築土木の中では有名な施設みたいで、同期の櫻井君も行ったことがあると話していました。
11月の寒い時期でしたが、屋外で実際に建物の周りに足場を組んだり、鉄筋を自分たちで梁や柱の形に組んだり、測量のやり方を学んだり、それを五日間の間、雄大な富士山の大自然のふもとで行いました。実践的な授業を学校で受けていたので基本的な部分の理解はありました。でも2年の時に始めて行った時は、図面でしか見たことのなかった鉄筋の組み方とか、そういったものを自分で起こす作業…今では普段から普通に見られるのだけど…その頃はそういったものがとても新鮮!しかも職人さんがやるのではなく、自分がやる!出来た時はとても嬉しく感動モノでした。
でも正直大変な研修でした。毎日が慣れない作業なのでどんどんと体がボロボロ…体力的にキツかったんです(笑)。
学生時代の3年間は、本当にとても充実していたと思います…3年目で詰め込まれた感じも多少ありますが(笑)。

授業以外の事だと…子供のころからサッカーが好きで浦和レッズのサポーターです。もちろん埼玉スタジアムの年間パスポートを持っていました。土日をプライベートの時間に使えたので、ホームの試合は全て観戦!アウェイの試合も茨城県の鹿島スタジアムなどへ行ったりしていました。

高校時代の話になりますが、学校はスポーツの強豪、埼玉栄高等学校!でもサッカーはやってません…楽譜読めないのにマーチングバンドやってました…かわいい女の子の先輩に誘われてついふらっと入部(笑)。
でもこのマーチングバンド、ハンパでない!文化部系なのにすっごく厳しい…実質はガチな体育会系!しかも全国大会に出るのがあたりまえみたいな。その中で自分の楽器はチューバ。大きくてかっこいい!とても絵になる…でもすごく重い楽器です。
この入部で自分の生活も大きく変わりました。とにかく練習中心の毎日。合宿も多く、学校内に専用の施設があってそこで。
全国大会に向けた秋からのシーズンが始まると休みは皆無。そんなところで、心も体も、もまれていました(笑)。
全国大会は12月に埼玉スーパーアリーナで。結果はみごと金賞!たった1年間の所属でしたが、とてもいい経験ができました。

高校の3年間を総括すると、1年生は上記の通り…これまでの人生で一番つらかった一年だったかも(笑)。2年生は完全に抜けガラ。3年生になってから、やっと進学を考えて勉強開始って感じ。やっぱり建築をやりたかったんですね!

古郡建設との出会いは?
祖母の家が稲荷町で古郡建設のすぐそば。そんなこともあり古郡建設の事は小さいころから何となく知っていました。
就活としてきちんと意識したのは、学校の先生からの紹介です。いい会社だからと勧めてもらい、9月頃に会社訪問をしました。

初めて会社に来た時の印象は、やはり玄関口での挨拶。すごく元気のある会社だなと思いました。
その日は本社で仕事内容とか会社のいろんなことを、採用担当の青木さんや先輩方からお聞きしました。その次はもう一次面接。一度も現場を見学に行かないまま、既にこの会社に決めた感じです(笑)。
面接は設計の真中さんと森工事長。設計志望ですがその前に施工を経験することはいいこと、などと話を聞きました。もちろん「現場でも大丈夫です」と答えました。
二次面接は社長面接、趣味とか学生生活についてなどだったと思います。「入社まであと半年あるから、勉強も大事だけど学生生活を楽しんでね。」といったメッセージを社長から頂きました。

入社までは?
内定通知が届いてからも学校の課題は続いていたので、かなりバタバタしていました。でも土日は空いていたので浦和レッズ戦は必ず観戦。それが大きな楽しみの一つ。心の支えだったような…(笑)。

11月に入ると内定式がありました。同期たちと初めて会って「一緒にやっていけるかな…EXILEみたいなヤツ(※櫻井君のこと)もいるし…こいつも建築だし…」というのが内定式の感想(笑)。
一言スピーチでは「みんなに迷惑をかけないよう頑張ります」みたいなことを話したと思います。EXILEが初っ端に話をしたのですが、いきなりきちんとした話をしてちょっとびっくり。見かけはEXILEでも、すごく真面目なヤツだというのもよくわかりました。ちなみに昨年末の忘年会の時も彼と司会で組んだんですが、きちんとした司会原稿を作ってきてました。

そして12月に学校の課題提出!そのあとはかなり楽になりました。グアムに行ったりディズニーランドへ行ったり、入社までは学生時代の〆として本当に目いっぱい遊んだと思います。

入社してからは?
4月1日の入社式からはきちんとスイッチオン!社会人としてしっかりしなければ!と、自分を改めました。入社式は意外とあっさりとした感じでしたが、そのあとの研修からはすごく集中しました。また入社してすぐに創業100周年の式典があったのですが、そこに参加して改めてすごい会社に入社したなと思いました。

仕事は入社した翌週の月曜日にいきなり籠原の現場へ!家の近くでちょっとラッキーって感じでしたが、仕事の厳しさを知ることのできる現場でもありました。
その現場は9月の頭までだったのですが、そこでの「やらかし」…コンクリート打ちの日に何となく休憩をしていたらすっごく怒られました。実はコンクリート打ちは施工にとって、とても重要な工程で一大イベントなんです。その重要さを理解していなかったんですね。今ではもちろん!理解しています。みなさん、改めてその時はすみませんでした!

そのあと8月に創業100周年記念の音楽イベントが深谷市民文化会館の大ホールでありました。出演者であるプロのミュージシャンと共演するため、毎週火曜日に練習!ちょっと息抜き的で楽しかったです。本番では…1000人を超す満員のお客様の前で…とても気持ち良かったです!

9月にその現場が終了してからは川越の大きな倉庫のへ現場配属です。
具体的には「はつり墨」といって、床にシャッターの下地を作るための墨出しを行ったり、次に打設するコンクリートの鉄筋と一体化するためにあらかじめ鉄筋を入れておく「差し筋」などの担当です。それからちょっとした図面起こし、そんなところをいろいろとやらせていただいていました。
この現場はメンバーがとても若く、先輩の坂野さんによく教えて頂いたりして、とてもありがたく思っています。本当に勉強になりました!

古郡建設に入社して感じたこと
ここにきてちょっと成長したかなって…責任感も芽生えてきて、人からモノを聞かれてもきちんと答えられるようになってきたと…物怖じしなくなったですね。
それから「工期を守る」こと!作る側の目から見た図面の大切さなど、モノの見方が変わってきたかなと思います。いろいろな作業が同時進行で動いていてきちんと把握していること、それが最後に点に集まって終了させる。難しいですがすごく面白さを感じています。

これからどんな自分になりたいですか?
今は資格を取りたいですね。まずは二級建築士、そして次は一級!チャレンジです!やはり将来的には設計がやりたいですから。
もし設計に配属されたら、人に優しい空間、人間味のある空間を作りたいです。
施主さんが、この建物温かいな…なんて思ってもらえる、そんな感じです。

古郡建設のいいところは?
みんなほんとうに優しい、大家族!責任を持ってきちんといろいろ教えてもらえる。そして温かい!本当に就職してよかったと思います。 それと、地域密着のよさをとても感じます。「あっ古郡だ」ってもっともっと思ってもらえる様に私も頑張りたいです。

これからの後輩たちへメッセージを!
初めて現場に出る人はいろいろと辛いと思います…最初は。でも全てが自分の経験になり成長につながります。自分のように設計志望の人ならなおさら。現場の事がわかっていないと通用しないと本当に思います。この業界に興味を持ってやっていきたいと思ったら、まず現場を体験しましょう!
それから、古郡建設は自分の経験をたくさん積んでいける環境…いろいろとやらせてもらえて、そしていい先輩や現場がたくさんあると思います。