入社してからは?
入社式は実感があるようで無いような…緊張もあったせいで何か不思議な気持ちでした。ちなみにここでの自分の決意は「『監督』というものが何をやるのかきちんと知りたい!」「まずは仕事を覚えたい!」でした。
研修期間は新人4名で建築と土木の現場をそれぞれ2週間ずつ、その後建築担当2名のみで建築現場での研修を2週間受けた後、正式に配属となります。 最初の研修では、トランシットやレベルなどの機械を使い方を習います。その時に細かいことですが寸法の測時はスケールを0では無く100に合わせることを初めて知りました。これは学校では教えてもらっていないことです。現場で感じたことですが、学校では机で聞いて書いて覚えることが重要でしたが、ここでは見て体を動かしてやることが重要です。これまでに聞いたことあるけど初めて見たり触れたりするものも多くあり、現場でのわくわく感は毎日のようにあります。
古郡建設の研修の特徴は、自分たち新人に先輩が「里親」として現場同行してくれることです。新人の側に立った形で案内していただき、建築の研修現場では建築の人が、土木の研修現場では土木の人が付きっきりでいろいろと教えてくれる、とてもありがたい制度だと思いました。
最初の配属は東入間警察署の現場。基礎が終わって、1階の立ち上がりのコンクリートを打つあたりからの参加でした。写真を撮って現場を見て、覚えて、とにかく工事の流れを理解する!まずはここだ!と学習しました。また暑い時期でしたので熱中症対策など健康管理に関することもいろいろと教わりました。
2階の立ち上がりのコンクリートを打つ手前で熊谷にある農業大学の現場へ異動することになりました。ここでは仕上げの段階から入りましたが、建具を入れたり、塗装やクロス張りなどの工事を行っていました。木造の現場であったため、めったに見ることが出来ない貴重な体験が出来たと思います。
今は、また東入間警察署に戻ってきて、勉強の日々が続いています。
新人の私が今現場で心がけてやっていること。それは自分でやれる仕事を必死になって探して進めることです。自分から進んで物事を行うことで、少しずつですが「自分の考え」で動けるようになってきていると思います。また、責任感も強くなってきたと感じています。特に写真撮影は自分の判断で押さえられるようになってきました。完成すると見えなくなる場所の撮影など、先輩から指示を受ける前に動けている!ちょっと気持ちがいいです。