COLUMN
コラム

2014.04.01

髙橋 和也

2014年4月入社 土木部土木工事担当
埼玉県本庄市出身/埼玉県立熊谷工業高等学校土木科卒業

どのような学生時代でしたか?
どんな部活内容かも知らずに(笑)入部した「土木研究部」に3年間通して所属していました。文化部系ですが、「測量」で運動部並みに運動してる部活です。3年間を通して部員数が8名と(一時は自分を入れて2名の時も…)とても規模の小さい部ですが、年に一度、8月初旬に開催される「高校生ものづくりコンテスト 測量部門」を目指して頑張っていました。活動は週に2日で、火曜と金曜、大会が近づいてくると週3日で土曜日も。普段は学校内での測量ですが、土曜日や、夏休み中は学校の近くの運動公園にピンを打って、適当に5角形を決めて測量の実践練習もしています。特に春からは一つの目標である“20分以内で計測を終える”特訓を行っていました。
この「高校生ものづくりコンテスト 測量部門」、どのような大会かと言うと、一辺が10メートルの五角形を正確に測量する大会です。測るだけではなく、移動時間や据え付け、機器を見たりするタイムも合わせて競います。スタート地点から五角形の一頂点に進み、そこから測量開始。五点を回り計測してゴール地点へ。全員が揃って初めてゴールです。合計50メートル+αの移動と、それぞれの地点で計測などにかかる時間トータルで、20分以内であれば最高得点が得られます。そこに計測の正確性が高ければ加算、というように、速さと正確さを競う大会です。
重要なのはチームワーク!測量では機械を持つ係、測るミラーみたいなものを担当する係など。自分はその本体、国土交通省等で使用しているSRXというトータルステーションを持っていました。そしてここからが文化部系。測った後のデータを使い、どれくらい精度がいいかを計算します。自分ともう一人がメモ用紙で自分の役割部分を即効で計算、もう一人がそれを見て答案用紙に写していくように役割分担をしました。これも20分以内であれば最高得点が得られます。
結果は3年生の時に埼玉県大会優勝!このような部活をしている学校が少ないというのもあり(笑)いきなりの県大会からですが、そこで優勝して山梨県で開催された関東大会に進みました。
関東大会ではいろんなことでびっくり。自分たちの間ではトータルステーションはでかくて重いと言うのが常識。画面がタッチ式、ボタンを押すとデジタル表示で気泡が出てきて一番小さな単位5秒をズレで教えてくれる。とにかく精度が高い。でも他の学校はそれよりも小さい器具を使用。なので一回り小さくしかも片手で持てる。精度でめちゃめちゃ有利なのに、重量のせいでスピードに関しては全くかなわない!
それでもたたき出したタイムは18分!移動のスピードは文句なし!計算も早かった。でも序盤での計算ミスが響いてその後が倒れた感じ。優勝候補で高知県での全国大会に行ける可能性もあったのに…なんで計算ミスったかな…って。
悔しいけど学生時代のいい思い出です。

入学の時に友達に誘われて入った「生徒会」も卒業まで続けていました。所属は会計とかいろいろとあるなかで、下から活動を支えればと思って担当した「総務」。週五日、部活を除くと放課後はほとんど生徒会室にいた感じです。
「総務」の担当は基本“雑務”でみんなが共同でやるようなことはほとんどやっていたと思います。
3年間で最も印象に残っていることの一つが、文化祭などの学校行事の仕切り。貸出機材の管理では、貸し出し期間の一週間前に倉庫を覗いて何セット有るかを確認したり、テントを一旦組み立ててパーツの不足が無いか、壊れていないかなどの確認して、もう一度まとめてワンセットにしたり。校内では、貸出可能品をお知らせリストとして文書にしたり、会議を開いて告知したり。クラスや部活の出し物や出店に関しても、いろいろと動いていました。
文化祭の冊子やポスターも作りました。男子校なので、イラストなどは強制的に誰かに書かせたり(笑)、そして校内や校外へのアピール。自分は籠原駅にポスター掲示の依頼に行きました。書類作りなどは使えるパソコンが1台しかなかったので、一人がワードなどを使い始めると周りから「あれやって、これやって」的な感じ。基本やってたのは自分でしたけど(笑)。
もうひとつが卒業に向けて発行する生徒会冊子、「からっかぜ」の編集発行業務です。執行を引き継いだ“代”の後輩たちのみで、その“代”のオリジナルを作ります。OBのサポートはほとんどなしで12月頃から計画をスタート、3月〆なので実質2カ月で納品します。内容はその時の1年、2年、3年の各クラスの紹介や、部活の紹介。卒業アルバムでは無いですが、この年次はこうだったと記録(記憶)に残るような冊子を作り上げます。
具体的な業務は、クラス代表や部代表に向けてお知らせ文を作り、紹介文書の作成を依頼、出来たものを回収して編集作業へ。この作業は、生徒会委員全員が編集者的で、生徒会長、生徒会重役メンバー、先生、印刷会社で会議、企画から進める本格的な編集!って感じでした。

総じて生徒会の役割は、学校全体をどういった方向へ持っていくか…本当に大変!ほとんどが男子生徒なので反感買うのも半端ない(笑)。生徒総会では全生徒約700人がずらっと並んでいる前でマイク持って話す→集中砲火!でも、それを楽しんでいた自分もいたような気がします。
本当に充実した毎日。生徒会は仲間意識が強くみんな優しかった。そこが楽しくとてもいい思い出になりました。

古郡建設との出会と入社までは?
もともとが土木専攻、加えて土木研究会所属だったので、素直に測量関係か監督関係に進みたいと考えていました。古郡建設は親と先生からの勧めで初めて知った会社です。その頃の感想は、親のクルマで会社の横を通りかかった際の「でけえ!」でした(笑)。
初めての古郡建設体験は夏休みの会社見学。しょっぱなから“現場”見学でした。場所は岡部浄水場。監督の神尾さんから、いろいろと現場の説明を受け、その際になんだか楽しい現場だな、いい会社だなと感じた覚えがあります。それからホームページで確認をしたり、先生から話を聞いたりして会社に対しての興味がより深くなって行きました。
次の古郡建設体験は9月の筆記試験。本社前で会社を見上げて、「大きくて立派な会社」…すごい不安が…正門から恐る恐る入ったとたん全員がぱっと立って「いらっしゃいませ!」…正直びびった…ドアを開けたまま体が硬直した感じ…思わず開いたドアを閉めようかと…自分にこんな挨拶を…なんか間違えられてないか…??…心臓はバクバク…なんだこの会社は…自分が持つ土木の会社のイメージと違う!…とにかく圧倒されました。気が引けたまま「熊谷工業の高橋です…」。ここで登場した担当の青木さんが優しく接してくれたので、やっと自分が戻ってきました。試験も落ち着いて受けることができたと思います。今では笑い話ですね。
その次の日に高橋工事長と榎本さんによる面接がありました。いろいろと学校で対策を練ってきましたが、志望理由と長所・短所、現場の注意事項以外、特に質問はなかったように記憶しています。「夢を語ってください!」と聞かれたのは社長面接の場でした。「でっかいものを作りたい、橋をつくってみたい」と元気よく答えたと思います。入社して感じたことですが、とても社長らしい質問を受けたのだと思いました。
その後先生を通して封書の合格通知を頂きました。
次の古郡建設体験は内定式。そこでもびっくり!…内定者が8人もいる…ほとんどが年上…まだこの会社に入社するのには早かったのか…自分だけ学ランで…場違いな感じ…しかもみんな背が高い…これも正直な感想です。一言挨拶では「よろしくお願いします」これしか言えませんでした(笑)。
その後の入社までは、友達と遊んだりして充実した学生生活を〆ました。

入社してからは?
4月1日の入社式は初めてのスーツでした。
約一週間の研修を受けた後に現場へ。
―――その前に創業100周年の記念式典が開催されました。ここでまたびっくり。プログラムの内容や来賓の方々の顔触れ、イベントのスケールの大きさなどなど、すごい会社に入社したんだなと改めて感じた式典でした。―――
配属先は寄居町の「三ケ山廃棄物埋立処分場造成工事」、権田さんが代理人を務める現場です。主な仕事内容は一つ先輩の小林さんと同期の高野君と一緒に測量など。学生時代の測量の経験がとても役立ったと思います。でも初めての難敵“地形”にはかなりてこずりました。斜面への測量機器の据え付けが大変で、かなり時間がかかってしまい、改めて現場の難しさを感じました。技術は身についているつもりでも現場では活かせないなと言う現実。「たくさん経験を積まなければ」が実感です。
ここでは、現場での仕事の素晴らしさも実感できました。工事の完成を初めて体験!完成前と完成後でこんなに違う!これからこういったことを自分がやって行くんだ!というわくわく感、初めて自分が携わったものが形となり大感動でした。
また、発見と驚きもたくさんありました。例えば舗装とか…まさか厚みが5センチだとは知りませんでした…10センチはあるのかと。現場で見て、初めて工程とか構造とかを理解して。学生時代、座学での学習はしたと思いますが全く覚えていない。やはり使える知識は現場からだと思いました。
6月末までの寄居の現場の次に。熊谷市と鴻巣市の間に架かる大芦橋で一週間ほど、そして今も担当している小林所長のもとへと異動しました。深谷市の南、埼玉県農林公園近くの本田配水場の現場です。
異動したての頃の役割は測量がメインでしたが、今では所長不在時に所長の代理的な仕事、現場代理人の代行みたいなこともやらせていただいています。所長から指示を受けた事を確実に行い、あとは写真を撮ったり、測量したり…加えてパソコンでの写真の整理・管理、所長に指示された書類などを作ったり…などなど、本当にやらなければならないことがたくさんあります。
ここの現場は3月までですが、測量の方法など現場なりのやり方があることや、現場がどのように進んでいるのかもだいたい分かって手ごたえも感じています。現場の日々の進歩に加え、小林所長にもいろいろと面倒を見ていただき、とても充実した日々が送れていると思います。

オフの時間の過ごし方は?
今の現場へは片道40分で直行直帰。平日は家に帰ってパソコンを少し触りあとは睡眠、特に趣味的なものは無く、たくさん寝ることで体力復活させています(笑)。
土日は友人とクルマで出かけたり、映画を見に行ったりとプチエンジョイ。
一人暮らし?そんな技術は持っていないので無理です!

これからどのような「自分」になりたいと思いますか?
そんなに先の未来は考えていませんが、早く一人前になって自分で現場を持ってみたい、監督になりたいと思っています。

古郡建設について一言
仲間意識、絆がある会社。人と人とのつながりが深く、しっかりしていると感じます。

古郡建設や建設業界へ進もうとを考えている人にメッセージを
技術的なことですが、学生時代に測量をすることがあればしっかりやっておいた方がいいと思います。特にレベルとか。
次のステップへの移行、キャリアアップにスムーズにつながると思います。